東京藝術大学では、芸術研究活動に係わる行動規範を定め、本学構成員に対し自らの行動を厳しく律し、社会からの負託を裏切り研究活動を著しく阻害するような不正行為を厳格に排除するよう求めています。
本学行動規範では捏造、改ざん、盗用等、他者の権利を侵害する不正行為を行ってはならないと規定し、構成員はこの行為があった場合にはただちにその是正に努めなければならないとされています。
今般、本学名誉教授が倫理規則に反する行為があったとして外部所属団体から謹慎処分を科せられたことが判明しました。
本学は、この件について事実関係を明らかにし、不正行為又は不適切な行為については厳正に対処してまいります。
関係者にご迷惑、ご心配をおかけしております。今後とも本学は、社会からの信頼と負託に応えるよう取り組んでまいります。
令和2年7月22日
東京藝術大学長
澤 和樹