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芸術未来研究場のコンセプトを展覧会の形で発表する「芸術未来研究場展」の開催について

2023年10月26日 | プレスリリース, 全て, 大学全般

東京藝術大学「芸術未来研究場」/共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点

芸術未来研究場のコンセプトを展覧会の形で発表する
「芸術未来研究場展」を開催!

東京藝術大学(学長:日比野克彦)は、2023年4月に創設された「芸術未来研究場(げいじゅつみらいけんきゅうじょう)」のコンセプトを展覧会の形で発表する「芸術未来研究場展」を開催します。

「芸術未来研究場」は、人が生きる力であるアートを根幹に据え、人類と地球のあるべき姿を探求するための組織として2023年4月に創設されました。閉じた施設としての「研究」ではなく、様々なプレイヤーが集い、つながり、社会に開かれたアートを実践し、未来を共につくっていく場という意味を込めて「研究」と名付けています。

本展覧会では、「芸術未来研究場」の5つの横断領域、芸術教育?リベラルアーツ、クリエイティブアーカイブ、アートDX、キュレーション、ケア&コミュニケーション領域のそれぞれから、アカデミックなだけではなく、芸術の創造性から生まれた作品?プロジェクトの、あるいはテクノロジーやメディア、記録の活用など、現在進行中の実験と実践を「展示」し、教員?学生の作品や、他大学?企業?自治体等との連携による活動も発信します。

会期中、週末を中心にワークショップやシンポジウムなどを多数予定しており、また、本展と同時期に開催している別の展覧会やイベントなどの催しや活動と本展の会場をオンラインでつなぐなどし、大学の内と外の「場」が滲んでいく様子を視覚化?体験化します。例えば、「芸術未来研究場」のケア&コミュニケーション領域の中心的プロジェクトである「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」からは、同拠点が提唱する「文化的処方」に関連する体験型の展示を行います。

「想像する力は、人が生きる力」。それが「世界を変え、未来を創る力」になっていく。
アートの礎である「いまここにないものをイメージする力」は、世界を変え、未来をつくる力です。芸術の「未来への応答」をご覧いただければ幸いです。

>> チラシPDF
>> プレスリリースPDF

展覧会概要

日程 2023年11月10日(金)?11月26日(日)/15日間
休館日 月曜日
時間 10:00?17:00(入館は閉館の30分前まで)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3?4
所在地 〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学
展覧会公式Webサイト https://www.geijyutsumiraikenkyujou2023.geidai.ac.jp/
観覧料 無料
申込 不要
監修 日比野克彦(東京藝術大学長/芸術未来研究場長)
主催 東京藝術大学 芸術未来研究場/共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点(ケア&コミュニケーション領域)
協力 東京藝術大学大学美術館

【取材について】
展覧会初日の2023年11月10日(金)15:00-16:00に日比野克彦学長によるプレスツアーを予定しています。参加をご希望の方は下記問合せ先までご連絡ください。

【問合せ先】
東京藝術大学戦略企画課(11月1日より名称が「企画総務課」に変わります)
担当:企画政策係長 桑山智彦
E-mail:i-love-you@ml.geidai.ac.jp

<共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点>
2030年には国民の3人に1人が65歳以上となる超高齢社会における、望まない孤独や社会的孤立の解決策として、本拠点では「文化的処方」を提案しています。東京藝術大学を中核として、アート、福祉?医療、テクノロジー等の専門機関や企業、自治体を含む38機関が、社会課題解決のための知識や技術を持ち寄り、「文化的処方」を開発し、地域社会に実装することで、誰もが生涯を通じて社会参加でき、幸福で健康的な生活を送り続けることのできる社会の共創を目指しています。https://kyoso.geidai.ac.jp/

※「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」は、科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(CIO-NEXT)に採択されて東京藝術大学が代表機関として推進しているプロジェクトです。

<科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)>
共創の場形成支援プログラムは、大学等が中心となって未来のありたい社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、プロジェクト終了後も、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携プログラムです。JSTの既存の拠点形成型プログラムの1つである、センター?オブ?イノベーション(COI)プログラムがコンセプトとして掲げる「ビジョン主導?バックキャスト型研究開発」を基軸とした制度設計を行ったことから、本プログラムの愛称を「COI-NEXT」としています。