映像研究科は国立の映像研究教育機関として2005年に設立されました。創作の現場を持つ強みを活かして実践的な知を集積し、映像分野を開拓する役割を担っています。また海外大学との提携や、横浜の立地を活かした地域との連携も活発に行なっています。
映像研究科修士課程では映像に関する専門的な知識を身につけるとともに、みずから創作に取り組むことのできる芸術家や研究者を育成しています。2年間の修業期間を経て修了制作に合格したものに修士の学位を授与します。
(平成29年度から)
映像に関する学問への社会的要請として、映像が文化の中で担う役割を明らかにすること、映像制作の知見を公的で共有可能な知識にすることが期待されています。映像研究科ではそのような要請に応えるとともに、映像の将来の可能性を開拓するための研究を行なっています。
博士後期課程映像メディア学専攻では、高い見識と専門知識により、映像に関する幅広い事象を有機的に結びつけられる芸術家、研究者を育成します。映像を用いた同時代性の高い表現の追求、表現手法や基盤技術の開拓ができる能力を身につけることを目標としています。博士論文の審査に合格したものに対して、博士(映像)ないし博士(学術)の学位を授与します。
(平成29年度から)