東京藝術大学奏楽堂における新型コロナウイルス感染拡大防止対策とご来場されるお客様へのお願い (R5.6.22更新)
奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止へ取り組んで参ります。
感染予防及び拡大防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
第1回アカンサス音楽祭に向けて
東京藝術大学音楽学部?同声会の粋を集めた、初の〈音楽祭〉が始まります。新進気鋭から円熟期までの、世代を超えた演奏家たちが年に一度藝大奏楽堂に参集し、趣向を凝らして皆様に〈藝大伝統の音〉をお届けします。
2003(H15)年の国立大学法人法制定以来、国立大学の教育?研究環境は悪化の一途を辿っています。藝大音楽学部が置かれたこの苦境を憂慮し、錚々たる演奏家の皆さんが結集してくれました。母校と後輩の音楽家たちを支援しようという熱い思いからです。
本音楽祭が社会的定番行事として定着し、毎年皆様と豊かな時間を共有できますよう、実行委員会は総力を挙げて取り組んでまいります。皆様におかれましてはこの趣旨にご賛同いただき、若い音楽家たちを支援すべく「アカンサス音楽祭」を共に育ててくださいますよう切にお願い申し上げます。
アカンサス音楽祭実行委員長 成田英明
日時 |
2023年8月26日(土) 14:00開演(13:15開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
全席指定 当日券販売あり ※就学前のお子様の同伴?入場はできませんので、ご了承ください。 |
チケット取り扱い ? |
チケット発売:5月31日(水) ヴォートル?チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) 藝大アートプラザ(店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル?チケットセンター TEL:03-5355-1280(平日10:00~18:00)までお問い合わせください。 ※チケットご購入の際にかかる手数料など、詳細は各店舗へお問合わせください。 |
主催 | 東京藝術大学音楽学部同声会 |
協力 |
東京藝術大学音楽学部 |
お問い合わせ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
第1回 アカンサス音楽祭 第1日 室内楽の日
アカンサス音楽祭2023初日は「室内楽の日」。多彩な名手たちが集い、藝大ならではの顔ぶれが実現。
ヴァラエティに富んだ編成と曲目で、室内楽の醍醐味をじっくりとお楽しみいただきます。
◆曲目
細川俊夫:「呪文のうた」(ソプラノサクソフォン·ソロ)
大石将紀(サクソフォン)
酒井健治:「霞の中で」(アルトサクソフォン·デュオ)
大石将紀?中津川輝(サクソフォン)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 op.83
[古典四重奏団] 川原千真(第1ヴァイオリン)、花崎淳生(第2ヴァイオリン)三輪真樹(ヴィオラ)、田崎瑞博(チェロ)
ウェーバー:フルート、チェロとピアノのための 三重奏曲 ト短調 op.63
白尾彰(フルート)、花崎薫(チェロ)、野田清隆(ピアノ)
バーンスタイン(ジョン?マスト編曲):「ウエスト?サイド?ストーリー」より《 シンフォニックダンス》(2台ピアノ版)
ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」op.5より 第3曲《涙》
[ピアノデュオ ドゥオール] 藤井隆史?白水芳枝(ピアノ)
◆出演者
大石将紀(サクソフォン)
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、渡仏。文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリ国立高等音楽院で学ぶ。帰国後は東京オペラシティ「B→C」、サントリーサマーフェスティバル、東京オペラシティコンポージアム、武生国際音楽祭などに出演。また国内を初めヨーロッパやアジアにおいても活動している。「東京現音計画」メンバーとして第13回佐治敬三賞、またアルバム「SMOKE」が令和元年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。 www.m-oishi.com
白尾彰(フルート)
10歳より林りり子氏のもとでフルートを始める。東京芸術大学付属音楽高校、及び大学で川崎優氏に師事。1974年スイスに留学、チューリッヒ音楽院でA.ジョネ教授に師事。1975年よりチューリッヒ歌劇場管弦楽団に、F.ライトナー、N.サンティ、N.アーノンクールなどの指揮者陣のもと8年間在籍。1983年帰国、2018年まで新日本フィルハーモニー交響楽団で首席奏者を務める。日本音楽コンクールなどの審査員を務める。桐朋学園大学特任教授、桐朋芸術短期大学特別招聘教授。
野田清隆(ピアノ)
第64回日本音楽コンクール第1位。東京藝術大学で博士号取得。下野竜也、広上淳一、カンブルラン、ラザレフなどの指揮者と札幌響から九州響まで全国で共演を重ね、室内楽でも名手から共演を求められている。ベートーヴェン、ブラームス、尾高惇忠作品等のCD、楽譜ではウィーン原典版『ブラームス:51の練習曲』の翻訳がある。東京学芸大学准教授、東京音大指揮科アドヴァイザーとして指導をする傍ら2022年より田代俊文氏に指揮を師事。
中津川輝(サクソフォン)
大阪音楽大学卒業。堺管打楽器コンクール、万里の長城杯国際音楽コンクール、ナゴヤサクソフォンコンクール アンサンブル部門、各第1位。ザ?カレッジ?オペラハウス管弦楽団とイベールの室内小協奏曲を共演。サクソフォンを長瀬正典、西本淳、大石将紀、須川展也、田村真寛、彦坂眞一郎、本堂誠の各氏に、室内楽を井上麻子、松井宏幸の各氏に師事。現在東京藝術大学大学院修士課程2年に在学中。
花崎薫(チェロ)
東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学留学。1986年、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学にて研修。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として、オーケストラを支えた。現代音楽のアンサンブル、東京シンフォニエッタのメンバーとしても活躍し、2011年同団としてサントリー芸術財団、佐治敬三賞を受賞。現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授、東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師。
[古典四重奏団]
川原千真(第1ヴァイオリン)花崎淳生(第2ヴァイオリン)三輪真樹(ヴィオラ) 田崎瑞博(チェロ)
1986年東京藝術大学及び同大学院卒業生により結成。研ぎ澄まされた集中力と透明なハーモニーを持ち、作品へのアプローチは極めて独創的である。1999年ギリシア公演、2005年ドイツ公演。文化庁芸術祭大賞2回、ENEOS音楽賞奨励賞各受賞、特に19年レコードアカデミー大賞では57年間で邦人わずか三度目の受賞という快挙を成し遂げた。バルトーク?ショスタコーヴィチ?ベートーヴェンの各全集をリリース。
[ピアノデュオ ドゥオール]
藤井隆史?白水芳枝(ピアノ)
数多くの演奏活動と並行しメディアにも度々登場、彩の国さいたま芸劇、フェニーチェ堺他でのワークショップ等、ピアノデュオを身近なものにすべく活動中。リリースしたCD全てがレコード芸術誌特選盤、準特選盤に選ばれ、欧米、シンガポールにまで活動の幅を広げている。共に東京藝術大学、独マンハイム音楽大学大学院に学び、現在洗足学園音楽大学大学院招聘講師。武蔵野音大(藤井)、国立音大(白水)でも教鞭を取る。www.yoshie-takashi.com
※スケジュール?曲目?出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
京成線上野駅、
東京メトロ日比谷線?銀座線上野駅より 徒歩15分
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8