日時 | 2018年6月27日(水) 19:00開演(18:30開場) |
会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 | 3,000円(全席自由)
※就学前のお子様の同伴?入場はご遠慮いただいております。 |
チケット取り扱い |
東京芸術大学生活協同組合(店頭販売のみ) ヴォートル?チケットセンター 東京文化会館チケットサービス チケットぴあ イープラス(e+) http://eplus.jp |
主催 | 東京藝術大学音楽学部 東京藝術大学演奏藝術センター |
お問い合せ | 東京藝術大学演奏藝術センター TEL:050-5525-2300 |
文部科学省国立大学機能強化事業「国際共同プロジェクト」
英国王立音楽院&東京藝術大学 交流演奏会
英国と日本を代表する音楽教育機関、英国王立音楽院(RAM-Royal Academy of Music)と東京藝術大学は、2015年に交流協定を締結以後、本格的な交流活動を行っています。英国王立音楽院からは年間2~3名の英国王立音楽院の教員が来日して教育活動にあたるほか、東京藝術大学音楽学部邦楽科と英国王立音楽院作曲科との交流、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校のオーケストラの英国公演などの活動を経て、この度、念願の両大学の学生オーケストラの交流演奏会が実現しました。管弦楽の編成を両学が半々に分担し、古典音楽の第一人者であるマエストロ トレヴァー?ピノック氏の指揮で、英国および日本でそれぞれ2公演を行います。6月21日英国王立音楽院デュークス?ホール(英国ロンドン)を皮切りに、22日シェルドニアン?ホール(英国オックスフォード)、26日郡山市市民文化センターと公演を重ね、27日東京藝術大学奏楽堂公演はツアーの フィナーレを飾るコンサートとなります。お互いに刺激を受けながら成長した両学の学生オーケストラの友情にあふれる響きを、どうぞお楽しみください。
迫 昭嘉(東京藝術大学音楽学部長)
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▊曲目
ベートーヴェン:バレエ音楽《プロメテウスの創造物》作品43より〈序曲〉
Ludwig van Beethoven : Overture from Ballet “The Creatures of Prometheus” op. 43
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための《協奏交響曲》変ホ長調 K.364(320d)
Wolfgang Amadeus Mozart : Sinfonia Concertante for violin and viola and orchestra in E-flat major K.364(320d)
ヴァイオリン:ユリエ?スヴェツェナー (英国王立音楽院)
Violin : Julie Svěcená(RAM)
ヴィオラ:井上 祐吾 (東京藝術大学)
Viola : Yugo Inoue(TUA)
ベートーヴェン:《 交響曲第3番》変ホ長調 作品55 「英雄」
Ludwig van Beethoven : Symphony No.3 in E-flat major op.55 “Eroica
指揮:トレヴァー?ピノック
Conductor : Trevor Pinnock
管弦楽:英国王立音楽院&東京藝術大学合同オーケストラ
Orchestra:Joint Orchestra of Royal Academy of Music & Tokyo University of the Arts
▊出演
指揮:トレヴァー?ピノック
Conductor :Trevor Pinnock
英国を代表する指揮者?ハープシコード奏者?オルガン奏者。英国王立音楽院に学び、1972年に古楽オーケストラのためのイングリッシュ?コンサートを創立し、演奏と録音によって古楽のレパートリーを開拓した。2003年同団を退団後、活動の幅を指揮、独奏(ハープシコード)、室内楽、教育活動に広げ、M.J.ピリス、ドイツ?カンマーフィルハーモニー?ブレーメン、ロイヤル?コンセルトヘボウ管弦楽団、フランス国立管弦楽団らと共演。最新のCDには、指揮者としてE.パユのフルートとカンマーアカデミー?ポツダムによるC.P.E.バッハの「フルート協奏曲集」、独奏者としてF.クープランの「ハープシコード音楽~200年の旅」がある。2016年ロンドン大学より名誉博士号を授与される。東京藝術大学音楽学部特別招聘教授。今回は英国王立音楽院オーケストラの首席客演指揮者として東京藝術大学との交流演奏会を指揮する。
ヴァイオリン:ユリエ?スヴェツェナー
Violin :Julie Svěcená
チェコ出身のヴァイオリン奏者。少女時代から国内外のコンクールで才能を発揮し、2010年の若い音楽家のためのコンチェルティーノ?プラハ国際放送コンクール第1位(2012年同室内楽部門第2位)以来、ポーランドのポズナンのテレマン国際ヴァイオリン?コンクール第2位、2017年スイスのティボール?ヴァルガ国際ヴァイオリン?コンクール第3位を受賞。2013年プラハ音楽院卒業後、英国王立音楽院に学び、2017年修士号取得、Regency wardを受賞。引き続き同大学院でR.フレンド教授のもとで研鑽を積んでいる。これまでM.ヴェンゲーロフ、I. ヘンデル、Z.ブロン、G.パウクらのマスタークラスに参加し、S.ビシュコフ、T.ピノック、G.タカーチ=ナジら著名な指揮者、チェコ放送交響楽団をはじめとするチェコのオーケストラと共演している。
ヴィオラ:井上 祐吾
Viola :Yugo Inoue
5歳よりヴァイオリンを始め、16歳でヴィオラに転向。シオン夏期国際音楽アカデミー、イギリス湖水地方音楽祭、ミュージック?マスターズ?コース?ジャパン2017などを修了。これまでにヴィオラを安藤史子、百武由紀、市坪俊彦の各氏に師事。またベルリン?フィル首席ヴィオラ奏者A.グロス氏に教えを受ける。2017年度東京藝大奏楽堂モーニング?コンサートで藝大フィルハーモニア管弦楽団とヒンデミットのヴィオラ協奏曲《白鳥を焼く男》を共演。東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程1年に在籍。平成30年度宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家国内奨学生。
英国王立音楽院
RAM-Royal Academy of Music
1822年創立のイギリスでもっとも由緒ある音楽院。プロの音楽家を目指す学生のための教育を行い、多くの優れたソリスト、オーケストラ奏者や室内楽奏者、指揮者、作曲家を輩出してきた。アカデミーは、学部課程から博士課程までを有しており、イギリス最大のロンドン大学連合の、唯一の音楽院である。学内には約450席のデュークス?ホールをはじめ、シアターやリサイタル?ホールなどの音楽ホール、博物館やピアノ工房、弦楽器工房が併設され、また弦楽器の貸し出しも行っており、Amati, Stradivari, del Gesu, Ceruti, Rugeri, Testore, Cappa, Pressenda等の名器が揃っている。現在、世界50カ国以上の国から700名以上の学生が学んでいる。
東京藝術大学
TUA-Tokyo University of the Arts
東京藝術大学は、国立学校設置法公布施行により、東京美術学校(現在の美術学部)、東京音楽学校(現在の音楽学部)を包括して、昭和24年5月に設置され、現在は美術学部(絵画科?彫刻科?工芸科?デザイン科?建築科?先端芸術表現科?芸術学科)、音楽学部(作曲科?声楽科?器楽科?指揮科?邦楽科?楽理科?音楽環境創造科)の2学部14学科と、附属図書館、大学美術館、演奏藝術センター等の施設で構成されている。音楽学部は、文部省音楽取調掛(明治12年~20年)から東京音楽学校(明治20年~昭和24年)を経て東京藝術大学音楽学部(昭和24年~現在)に至る130年の歴史をもつ、国立大学で唯一の音楽を専門とする学部である。今回は音楽学部の2~4年までの弦?管?打楽器専攻生を主体として編成された東京藝大シンフォニーオーケストラの卒業生である大学院生を中心に編成された特別オーケストラによって本公演に臨む。
※スケジュール?曲目?出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください
JR 上野駅(公園口)?JR 鶯谷駅(南口)、
東京メトロ千代田線 根津駅より 徒歩10分
京成線 京成上野駅、
東京メトロ日比谷線?銀座線 上野駅より 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」谷中行き
【1】上野駅入谷口臨時バス停(東京芸術大学経由)→【5-1】東京芸術大学下車(30分間隔)
※「東西めぐりん」は、本年8月末(予定)まで迂回運行をしております。
【2】上野駅?上野公園バス停は終日停車いたしません。
【1】上野駅入谷口臨時バス停をご利用ください。
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8