※2019.5/10(金)更新
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日時 | 第1回 2019年4月25日(木) 第2回 2019年5月9日(木) 第3回 2019年5月16日(木) 第4回 2019年5月23日(木) 第5回 2019年6月13日(木) 第6回 2019年6月20日(木) 第7回 2019年6月27日(木) 第8回 2019年7月4日(木) 第9回 2019年7月11日(木) 第10回 2019年7月18日 第11回 2019年9月5日(木) 第12回 2020年2月13日(木) 第13回 2020年2月20日(木) 全て11:00開演(10:30開場予定) ※当日券は10時00分より販売いたします。 |
会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
◆各回1,000円(全席自由:入場整理番号付き) ※就学前のお子様の同伴?入場はできませんので、ご了承ください。 |
チケット取扱い |
◆前売券:
◆一般販売開始日(各回毎の個別券取り扱い:各回1,000円) 2019年3月6日(水) 10:00~ |
主催 | 東京藝術大学音楽学部 東京藝術大学演奏藝術センター |
お問い合せ | 東京藝術大学演奏藝術センター TEL:050-5525-2300 |
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『東京藝術大学奏楽堂モーニング?コンサート』は1971年の初公演から45年以上続いてきた歴史ある学生達の研鑽の場で、選抜される学生の質の高さやオーケストラとの充分な練習時間の設定など、非常に高度な水準を維持してきた世界的に類を見ない企画です。作曲、声楽、ピアノ、オルガン、弦楽、管打楽の各専攻科から選抜された優秀な学生が各回2名ずつソリストとして、あるいは作曲家として藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演し充実した演奏を行うことで、音楽家としての成長や研究のさらなる向上に寄与してきました。今年度も全13回、計26名の若き音楽家たちの音楽とその演奏を心ゆくまでお楽しみください。
回数 | 日程 指揮者 |
出演者氏名?曲目 (前半) |
出演者氏名?曲目 (後半) |
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第1回 | 2019年4月25日(木) 指揮:高関 健 |
岩瀬?麟之介(Tb) アッペルモント: カラーズ (約16分) |
葛原?寛(Pf) ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ長調?作品15 (約47分) |
第2回 | 2019年5月9日(木) 指揮:高関 健 |
皆川 直輝(Cb) クーセヴィツキー:? コントラバス協奏曲 (約15分) |
青島 周平(Pf) ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30 (約42分) |
第3回 | 2019年5月16日(木) 指揮:山下一史 |
冷水 乃栄流(作曲) Not Found for Orchestora? (約13分) |
山本 大(Vc) ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第2番?作品126 (約35分) |
第4回 | 2019年5月23日(木) 指揮:迫 昭嘉 |
蒙 和雅(Sax) グラズノフ: アルトサクソフォンと弦楽オーケストラのための協奏曲? (約15分) |
大島?理紗子(Vn) シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 (約37分) |
第5回 | 2019年6月13日(木) 指揮:ジョルト?ナジ |
久保田 和弥(B.Tb) |
齋藤 碧(Vn) ショスタコーヴィチ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77 (約40分) |
第6回 | 2019年6月20日(木) 指揮:現田茂夫 |
林?みのり(Cl) フランセ: クラリネット協奏曲 (約25分) |
東方?理紗(Org) ジョンゲン: 協奏的交響曲?作品81 (約37分) |
第7回 | 2019年6月27日(木) 指揮:澤 和樹 |
室元 拓人(作曲) Sound Episome for Orchestra (約10分) |
山中?惇史(Pf) ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15 (約47分) |
第8回 | 2019年7月4日(木) 指揮:広上淳一 |
小池 優介(Bar) マーラー: リュッケルトの詩による5つの歌曲 (約20分) |
秋山?紗穂(Pf) プロコフィエフ: ピアノ協奏曲第2番 ト短調? 作品16 (約33分) |
第9回 | 2019年7月11日(木) 指揮:高関 健 |
片倉 旭(Bar) マーラー: さすらう若人の歌 (約18分) |
飯塚?健之介(Pf) ブラームス: ピアノ協奏曲第1番?ニ短調 作品15 (約47分) |
第10回 | 2019年7月18日(木) 指揮:山下一史 |
田野辺?賢治(作曲) Urbi et Orbi? (約12分) |
角野 未来(Pf) プロコフィエフ: ?ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26 (約30分) |
第11回 | 2019年9月5日(木) 指揮:梅田俊明 |
有吉 佑仁郎(作曲) Merry Go Round / Orchestral Circuit (約21分) |
吉本?萌慧(Vn) チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲?ニ長調 作品35 (約37分) |
第12回 | 2020年2月13日(木) 指揮:山下一史 |
五島 知美(Sax) 吉松 隆: サイバーバード協奏曲 (約25分) |
鈴木?優輔(Pf) ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18? (約32分) |
第13回 | 2020年2月20日(木) 指揮:高関 健 |
三村?梨紗(Tp) トマジ: トランペット協奏曲 (約16分) |
野口?わかな(Vn) ブラームス: ヴァイオリン協奏曲?ニ長調 作品77 (約42分) |
※2019.5/10(金) 掲載
【指揮者プロフィール】
◆高関 健 Ken TAKASEKI(第1回?第2回?第9回?第13回)
?国内主要オーケストラで重要なポジションを歴任。サンクトペテルブルグ?フィル定期演奏会で聴衆や楽員から大絶賛を受けるなど、海外への客演も多い。新国立劇場「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター?グライムズ」などオペラでも好評を博し、ミッシャ?マイスキー、イツァーク?パールマン、ピエール?ブーレーズ等の世界的ソリストや作曲家、特にマルタ?アルゲリッチからは3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど絶大な信頼を得ている。現在、東京シティ?フィル常任指揮者、京都市響常任首席客演指揮者、仙台フィルレジデント?コンダクター、静岡響ミュージック?アドヴァイザー。東京藝術大学指揮科教授 兼 藝大フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者。2019年3月には、ウラジオストクとサンクトペテルブルグにおいて、『ロシアにおける日本年』の一環として團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を指揮。
◆山下一史 Kazufumi YAMASHITA(第3回?第10回?第12回)
?桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、1986年ニコライ?マルコ国際指揮者コンクールで優勝。カラヤンが亡くなるまでアシスタントを務める。以後ヨーロッパでの実績を重ね、ヘルシンボリ響首席客演指揮者を務めた。日本国内ではN響を指揮してデビュー、以後主要オーケストラに定期的に出演、好評を得ている。これまでにアンサンブル金沢プリンシパル?ゲスト?コンダクター、九響常任指揮者、大阪音大ザ?カレッジ?オペラハウス管常任指揮者並びに同団名誉指揮者を歴任。2006年4月からは仙台フィルより指揮者として迎えられ、2009年4月から2012年3月まで同団の正指揮者を務める。シューマン作曲歌劇「ゲノフェーファ」日本舞台初演など、オペラ、オーケストラの両面においてますます注目を浴びている。東京藝術大学音楽学部指揮科教授。2016年4月より千葉交響楽団音楽監督に就任、「おらが街のオーケストラ」をキャッチフレーズに定期から音楽教室まで幅広く活動をしている。
◆迫 昭嘉 Akiyoshi SAKO(第4回)
東京藝術大学及び東京藝術大学大学院、ミュンヘン音楽大学マイスタークラス修了。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、民音コンクール室内楽部門優勝、ハエン国際ピアノコンクール優勝及びスペイン音楽賞、ABC国際音楽賞受賞(1998)。デビュー以来、気品ある音色と透明度の高いリリシズムを持つピアニストとして、日本はもとより海外でもソロ、オーケストラとの共演のほか、室内楽奏者としても高い評価と信頼を得てきた。CD「ベートーヴェン?ピアノソナタ全集」は「ドイツ?ピアニズムの本流を継承する名手」と評価され名演奏の呼び声が高い。また、1999年九州交響楽団でデビュー以来指揮者としての活躍も目覚ましく、東京シティフィル、東京都交響楽団、新日本フィル、京都市交響楽団、札幌交響楽団、日本センチュリー交響楽団、名古屋フィル、神奈川フィル、関西フィル、群馬交響楽団、藝大フィルなどの指揮台に登場、緻密な音楽作りが話題となっている。現在、東京藝術大学音楽学部教授?音楽学部長、東京音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授。
◆ジョルト?ナジ Zsolt NAGY(第5回)
フランツ?リスト音楽院(ブダペスト)にて指揮をイシュトヴァーン?パルカイに師事。のちにカールスルーエ音楽大学の現代音楽研究所にてペーター?エトヴェシュのアシスタントとなり、多くのプロジェクトに参加。シュトゥットガルトの国際エトヴェシュ研究所(1995年)、ケルン(1997年)、エデンコーベン(1998年、2005年、2009年)において招聘教授を務めた。1987年より指揮者としての活躍を展開、1992年よりヨーロッパ内の音楽教育機関における管弦楽プロジェクトや指揮者のための講習会を受け持つ。1999年よりイスラエル?コンテンポラリー?プレイヤーズの首席指揮者及び音楽アドヴァイザーに就任。2002年よりパリ国立高等舞踊音楽院(CNSMDP)の指揮科教授。これまでに、ベルリン交響楽団、ケルンWDR交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団等と共演。イタリア、スイス、ノルウェー、フランス、オーストリア、イギリスでも管弦楽や現代音楽の演奏団体、音楽祭から指揮者として招聘を受ける。これまでに500以上の世界初演を手掛け、録音も多く発表している。東京藝術大学音楽学部卓越教授。
◆現田茂夫 Shigeo GENDA(第6回)
東京生まれ。東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)で汐澤安彦、三石精一両氏に師事。その後東京藝術大学で佐藤功太郎、遠藤雅古両氏に師事。1985年安宅賞受賞。1996年より13年間神奈川フィルハーモニー管弦楽団を指導し飛躍的に躍進させ、その功績を称えられ2009年より名誉指揮者の称号を得る。他の主要オーケストラとも数多く共演し高評を得ている。また、世界的チェリスト故ロストロポーヴィチと皇后陛下の古希祝賀コンサート等で共演し高評を得ている。オペラ指揮者としても経験豊かで、東京二期会、関西二期会での指揮も数多くの公演を行う。2002年からは錦織健プロデュースオペラの音楽監督も務める。11年はアンサンブル金沢と“椿姫”を公演。2014年には市川右近(現三代目 市川右團次)新演出“夕鶴”の全国公演も行い2016年に再演を行った。また、ペドロッティ国際指揮者コンクール(イタリア)の審査員や、NHK-FMラジオのパーソナリティを3年間務めるなどバラエティに富んだ活動を行なっている。
◆澤 和樹 Kazuki SAWA(第7回)
?1979年、東京藝術大学大学院修了。「安宅賞」受賞。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ?メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。’80年より文化庁在外研修員としてロンドンに派遣され、ジョージ?パウク、ベラ?カトーナ両氏に師事。’84年に東京藝大に迎えられるとともに本格的な演奏活動を開始。’89年には、文部省在外研究員としてロンドンの王立音楽院に派遣され、さらに研鑽を重ねた。この時期、アマデウス弦楽四重奏団メンバーとの出会いにより澤クヮルテットの結成を決意する。’96年より指揮活動を開始。2003年、’04年には響ホール室内合奏団、’05年には東京弦楽合奏団を率いて英国各地で演奏し絶賛される。九州交響楽団、東京フィル、日本フィル、札幌交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団等にも客演し好評を博す。2004年、和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て2016年より東京藝術大学学長。英国王立音楽院名誉教授。響ホール室内合奏団ミュージックアドヴァイザー。千里フィルハーモニア?大阪常任指揮者。
◆広上淳一 Junichi HIROKAMI(第8回)
東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。26歳で第1回キリル?コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル?フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー?オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル?リヴァプール?フィル、コロンバス響のポストを歴任。近年では、ボルティモア響、ライプツィヒ?ゲヴァントハウス管、ミラノ?ヴェルディ響、サンクトペテルブルク?フィル、バルセロナ響、モンテカルロ?フィル等へ客演。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ?キネン?オーケストラ、水戸室内管にもたびたび招かれ絶賛を博している。オペラでもシドニー歌劇場へのデビュー以来、数々のプロダクションを指揮。現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック?アドヴァイザー。2015年、同響とともにサントリー音楽賞受賞、12シーズン目を迎えている。2017年より札幌交響楽団友情客演指揮者も務める。東京音楽大学指揮科教授。
◆梅田俊明 Toshiaki UMEDA(第11回)
桐朋学園大学卒業、同研究科修了。ウィーン国立音楽大学に留学。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、ジャン?フルネ、オトマール?スイトナー各氏に師事。日本センチュリー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を歴任。2000~06年仙台フィルハーモニー常任指揮者に就任。01年及び04年仙台国際コンクールにおいてはすべての協奏曲を指揮し、出場者や聴衆をはじめ国内外の審査員から絶賛を博した。南西ドイツ?フィルハーモニーやスロヴァキア?フィルハーモニーの定期演奏会に客演、現在はNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニーをはじめ国内主要オーケストラと共演を重ねている。桐朋学園大学、東京藝術大学音楽学部指揮科非常勤講師。
【管弦楽】
◆藝大フィルハーモニア管弦楽団
The Geidai Philharmonia Orchestra, Tokyo
藝大フィルハーモニア管弦楽団(2016年秋、藝大フィルハーモニアから改称)は東京藝術大学に所属するプロフェッショナル?オーケストラで、年2回の定期演奏会、声楽科との合唱定期、オペラ研究部との共演、新卒業生(各科最優秀者)の紹介演奏のほか、年末恒例の「メサイア演奏会」、「第九公演」などを行っている。
教育面では、器楽科?声楽科学生との協奏曲等の共演および作曲科学生の作品演奏(モーニング?コンサート)、指揮科学生による演奏会?試験?演習など、学生の演奏経験の拡充に資している。前身である東京音楽学校管弦楽団は、我が国初の本格的なオーケストラで、ベートーヴェンの《交響曲第5番「運命」》、《交響曲第9番「合唱付き」》、チャイコフスキーの《交響曲第6番「悲愴」》などに加え、ブルックナーの《交響曲第7番》と《交響曲第9番》を本邦初演し、日本の音楽界の礎石としての役割を果たしてきた。
2017年6月には初の海外公演として「日智(チリ)修好120周年」を記念したチリ公演(4公演)を行い、聴衆を魅了した。(公社)日本オーケストラ連盟準会員。
※スケジュール?曲目?出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください
JR上野駅(公園口)?JR鶯谷駅(南口)、
東京メトロ千代田線根津駅より 徒歩10分
京成線上野駅、
東京メトロ日比谷線?銀座線上野駅より 徒歩15分
※『台東区循環バス「東西めぐりん」谷中行き』については、平成31年3月30日(土)より経路変更に伴い、『【5-1】東京芸術大学』には停車いたしませんのでご注意願います。
詳しくは、以下の台東区役所ホームページをご覧ください。
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/kotsu/megurin/index.html
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8