本学は2月23日、ロンドン芸術大学、パリ国立高等美術学校、シカゴ美術館附属美術大学との世界最高峰の4芸術大学による「グローバルアート国際共同カリキュラム」構築に向けた連携協定を締結しました。
これは、これまで培ってきた連携実績を発展させ、国境の枠を超えたグローバル人材育成プログラム「国際共同カリキュラム(将来的にはジョイント?ディグリー)」として、世界トップの芸術大学同士の連携により実施することを目的としており、「上野の杜」をはじめ、国内及び世界各国で開催される「国際芸術祭(ビエンナーレ?トリエンナーレ)」を舞台に、連携大学の教員、学生のコラボレーションによる「共同制作プロジェクト」を実行します。
調印式には、ロンドン芸術大学からMark Dunhill学部長、パリ国立高等美術学校からNicolas Bourriaud校長、シカゴ美術館附属美術大学からPaul Coffey副総裁が出席し、学長室において、協定書の最終確認や今後のグローバル展開戦略に関する意見交換を行った後、宮田学長と協定書に署名し固い握手を交わしました。
海外の学長などからは、「国境を超えて4芸術大学による連携は非常に素晴らしく、意義深いものである。グローバルアートという概念のもと、共同制作プロジェクトを具体的に展開することが重要となるが、このプロジェクトを国際共同カリキュラムとして位置づけて実行していくことに大きな意義を見出している。」とのコメントが寄せられました。
本学においても、この「グローバルアート国際共同カリキュラム」を永続的?安定的、かつ、発展的に展開するとともに、連携協定締結を契機として、各大学との距離が縮まり、交流がさらに深まることを期待しています。
本学とロンドン芸術大学
本学とパリ国立高等美術学校
本学とシカゴ美術館附属美術大学