9月12日(土)、神奈川県横浜市にある東京藝術大学大学院映像研究科は、馬車道校舎において、同研究科10周年記念式典を開催しました。
約80名の来賓?関係者が出席するなか、大学院音楽研究科声楽専攻の学生による奏楽が行われ、歴史的建造物の校舎中に透き通った歌声が響き渡り、式典が華やかに開幕しました。岡本美津子研究科長の開会挨拶および研究科設置以来の3つのDNA、10周年のテーマである映画用語「FLASH FORWARD」についての話があり、宮田亮平学長による研究科設置当初から連携を続ける横浜市への謝辞や、今後10年への決意を込めた挨拶がありました。また、来賓を代表して渡辺巧教横浜市副市長から「東京藝大は横浜市の映像文化都市づくりに必要不可欠である」との祝辞を頂きました。その後会場を同校舎大視聴覚室に移し、10周年を記念したドキュメンタリー映像の上映を行いました。
上映会終了後に行われたレセプションでは、遠山敦子同大経営協議会委員(元文部科学大臣)から「10年前、『最先端のモノを作り出す、優れた制作者が力を結集して世界にアピールし、同時に人材育成を行う』大学院映像研究科が藝大にできたことがとても嬉しかった」との挨拶があり、続いて磯谷桂介文化庁長官官房審議官より「国立の映画学校としてのミッションを教職員がしっかりと心に留めて作り上げていく、素晴らしいスクールになっている」とのお言葉を頂戴し、最後は宮田学長による一本締めで記念式典は盛会のうちに閉幕しました。
本学宮田学長の挨拶
本学大学院音楽研究科学生による奏楽
磯谷桂介文化庁長官官房審議官
渡辺巧教横浜市副市長
遠山敦子藝大経営協議会委員
本学岡本大学院映像研究科長