11月15日、樋口尚也文部科学大臣政務官が宮田亮平退任展「喜怒愛藝」を観賞しました。
本展覧会「喜怒愛藝」は、今年3月まで10年間学長を務め、半世紀にあたる50年を藝大で過ごした宮田文化庁長官の本学での助手時代以降の作品から50点ほどの作品を展示しています。
1990年代から取り組んでいるイルカをモチーフとした、生命の躍動を感じさせる「シュプリンゲン」シリーズの大作をはじめ、鏡のように磨き上げられ、金属が流動している様をとらえた「ゲル」シリーズや、映画に登場しそうな強いまなざしのミステリアスな獣たちの「鵺(ぬえ)」シリーズなど、現在に至るまでの作風の変遷がみてとれます。また写真パネルによるパブリックアートの紹介もあり宮田長官の幅広い活躍が感じられます。
樋口政務官は1つ1つの作品の解説を受けながら宮田長官と一緒に会場を巡り、パブリックアートの紹介に興味深く耳を傾け、芸術?文化への理解を深めていました。最後に銅鑼を力強くたたき、その響きにとても嬉しそうに驚かれていました。
「喜怒愛藝」は11月23日(水?祝)まで開催しております(会期中無休?無料)。皆様どうぞ足をお運びください。
写真パネルでのパブリックアートワークの紹介
作品の制作過程や期間について解説する宮田長官
銅鑼の音に驚く樋口政務官