11月14日、駐日大使夫人及び外交官配偶者らがボランティアグループ「Welcome to Tokyo(WTT)」と共に本学を訪れ、学内の視察を行いました。視察には河野香外務大臣夫人も参加されました。
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日本画の模写について解説を受ける一行
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鋳金工房にて製作中の作品について説明を受ける一行
美術学部では、彫刻科大竹利絵子准教授の解説を受けながら、チェーンソーとハンマーの音が響き渡る彫刻教室をご覧になりました。絵画棟では日本画教室を訪れ、古典の模写を行う大学院生の教室と、学部2年生の教室を、絵画科牧野香里教育研究助手の案内でご覧になり、日本画ならではの画材や道具にも興味を示されました。続いて工芸科谷岡靖則准教授の案内で総合工房棟の工芸科鋳金の工房を視察されました。実際の工房設備をご覧いただきながら、型を取って鋳型を作り、溶かした金属を流し込んで固めるという工程が紹介されました。作業中の作品に大変な興味を示され、購入方法を質問する参加者も見受けられました。
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弦楽合奏の授業の様子
能について解説する関根教授
奏楽堂を視察する一行
音楽学部では、まず、第1ホールでの器楽科松原勝也教授による弦楽合奏の授業を視察しました。続いて能ホールでは、邦楽科関根知孝教授から能について解説があり、参加者と活発な質疑応答が行われました。最後に奏楽堂を訪れた一行は、パイプオルガンの音色に圧倒されつつ、感嘆の声をあげました。
参加者からは、今回の視察によって日本の文化?芸術の一端に触れることができたと、感謝の言葉をいただき、また、本視察を主導したボランティアグループ「Welcome to Tokyo(WTT)」からも、本学に対し感謝と激励のお言葉をいただきました。