9月9日(月)から16日(月?祝)までの8日間、本学と三菱地所株式会社による「藝大アーツイン丸の内2019」が開催されました。本イベントは、次代を担う新鋭のアーティストを支援するとともに、東京?丸の内を訪れた方々に直に芸術を楽しんでいただく場です。13年目を迎える今回は「VOICE!」をテーマに、アート作品の展示やリサイタル、オークション等、見て、聴いて楽しめるプログラムの数々が行われました。
イベント情報
>>丸の内ドットコム
オープニングセレモニー
三菱地所賞受賞記念ディスカッション
GEIDAI CLASSIC
学生企画 JAZZ『RAINS IN TOKYO』
藝大オークション Presented by AG ホールディングズ
その他
GEIDAIカフェ「秘伝の藝大納豆丼」、学生自主企画、ライブペインティングパネル展示etc.
台風一過の猛暑の中、オープニングセレモニーが行われました。十亀正司先生のバグパイプと金管アンサンブルによるファンファーレが丸の内仲通りに鳴り響き、いよいよ開会です。三菱地所株式会社吉田淳一社長の開会宣言に始まり、マルキューブでの澤学長と吉田社長によるオープニングトーク、「三菱地所賞」受賞者への賞の授与式、?澤和樹学長と千住明特任教授率いるSENJU LABによる特別コンサートへと続きました。
十亀先生のバグパイプと金管アンサンブルによるファンファーレ
三菱地所賞とは 三菱地所株式会社が東京藝術大学?を卒業した若い芸術家を支援するために平成20年に設立。?美術部門は?美術学部の卒業?修了作品展に出品された作品の中から特に優秀な作品の制作者に、音楽部門は音楽学部?大学院音楽研究科を優秀な成績で卒業した学生の中から特に優れた演奏者に授与されます。 |
吉田社長(中央右)と澤学長(中央左)
(左から)受賞者の〈美術部門〉伊藤日向子さん、稲垣慎さん、岡崎龍之祐さん、出倉誠一さん、成田麻美子さん、村尾拓美さん、〈音楽部門〉京増修史さん、前川雄司さん、原田勇雅さん、湯澤直幹さん、山田涼子さん、(欠席:栗原壱成さん)
澤和樹学長×千住明特任教授による特別コンサートが行われました。SENJU LAB Orchestraと澤学長は今回が初共演。マスネ作曲「タイスの瞑想曲」の演奏が始まると、会場は優雅な雰囲気に包まれました。
澤学長と千住特任教授
鈴木太朗美術学部准教授の司会進行で、三菱地所賞を受賞した8名の方に、作品解説や見どころ、リサイタルについての解説や聴きどころ等について語っていただきました。イベント期間中は、丸ビル1F丸キューブおよび新丸ビル3Fアトリウムにて三菱地所賞美術部門を受賞した作品が展示されました。
自作品『縁纏』を横に解説をする岡崎さん(後列左)
伊藤日向子『華宿り』
稲垣慎『鳥顔の竜の群像』
岡崎龍之祐『縁纏』
出倉誠一『起点』
成田麻美子『記憶を歩く』
村尾拓美『Mime of Love』?
? スタインウェイ?ピアノを藝大生が奏でる「GEIDAI CLASSIC」は平日のランチタイムに全3回行われました。丸キューブを行き交う多くの人が足を止め、演奏に聴き入りました。
藝大発のジャズトリオ「Rains」がゲストに佐野幹仁さん(スチールドラム)を迎え、ジャス&ボサノバの名曲や、オリジナル曲をお届けしました。
若手作家支援を目的としたオークションを開催。本学の現役学生やOB?OGの作品が多数出品されました。
藝大美術学部に伝わるとされる「秘伝の藝大納豆丼」をGEIDAIカフェにて提供
新丸ビル3Fアトリウムの「学生自主企画」展示
丸ビル3F回廊のライブペインティング展示