このたび、大学院音楽研究科音楽専攻博士後期課程の菅沼起一さんが、独立行政法人日本学術振興会の「第12回(令和3年度)日本学術振興会 育志賞」の受賞者として決定しました。
「日本学術振興会 育志賞」は、天皇陛下の御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援?奨励するための事業の資として、平成21年に陛下から御下賜金を賜り、このような陛下のお気持ちを受けて、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設されたものです。
令和3年度は、大学の長または学術団体の長から推薦された155名の中から18名の受賞が決定しました。本学での受賞は、第9回(平成30年度)の村田圭代さん以来4人目となります。
受賞者について
受賞者氏名 | 菅沼起一 (すがぬま きいち) |
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所属機関 | 東京藝術大学大学院音楽研究科音楽専攻博士後期課程 |
推薦機関 | 東京藝術大学 |
博士課程の研究テーマ | ジローラモ?ダッラ?カーザのディミニューション技法 ―転換期における対位法理論と音価の変遷― |