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寛永寺との連携協定締結式について(12/19)

2022年12月26日 | プレスリリース, 全て, 大学全般

東叡山寛永寺と国立大学法人東京藝術大学は、2025年に寛永寺が創建400周年を迎えるにあたり、寛永寺と藝大とで連携してプロジェクトを実施するために、12月19日、連携協定を締結しました。
本連携協定は、寛永寺の持つ歴史的な文化資源と、藝大の持つ文化コンテンツを融合することで、活力ある地域づくりや、人材育成?交流を図り、地域社会の発展に寄与していくことを目的としています。
寛永寺で行われた締結式には、浦井正明?寛永寺貫首と日比野克彦?東京藝大学長が出席し、協定書にそれぞれ署名しました。

(左)寛永寺 浦井正明貫首 (右)東京藝術大学 日比野克彦学長

 

締結式に引き続いて懇談の場が設けられ、浦井貫首は今回の協定について、「藝大の前進である東京美術学校、東京音楽学校が設立されてから長い間、寛永寺と藝大とは隣り合って過ごして来たが、今回の協定締結により、本格的に交流が始まるということは大変有り難いことだと思っている。今後とも折に触れて寛永寺を利用いただきたく、寛永寺としても藝大と益々交流を深め、上野の歴史や文化を伝えるような連携をしていきたいと思う。」と話しました。

また、日比野学長は「若い芸術家が“場”から学ぶものは非常に多く、表現者の心を動かす、自然の持っている“場”の力は、どのような勉学よりも、若い時代に体験?吸収すべきものだと思っている。また、“芸術”は別の言葉で“情緒”と置き換えることができる。情緒を感じ取ることで表現したいという気持ちが起こるが、寛永寺は、まさに場の持つ情緒を感じ取ることのできる、素敵な空間だと思っている。この協定締結を機に、学生たちが寛永寺という心を動かす場の力を体験し、表現者として発信できるプログラムを組んでいくことで、歴史ある寛永寺の情緒ある空間を、この先長年に渡り伝えていくことができると思う。400周年を迎える寛永寺でのプロジェクトを、藝大としても盛り上げていきたい。」とコメントしました。