このたび、堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館では、11月~12月にかけて、「藝大生?幻の自画像展」を開催いたします。
東京藝術大学では、卒業制作で描かれた学生たちの自画像を大学が買い上げる伝統があります。自画像の制作は1898(明治31)年の東京美術学校西洋画科からはじまり、1902年からは同科全員の自画像を買い上げるようになりました。戦争の影響で制作が中断された時期もありますが、現在も学生たちは大学4年間の集大成として、自画像と卒業制作の2作品を制作しています。大学美術館の収蔵庫では、明治時代から現在に至るまで約3万件の作品や芸術資料が収蔵されていますが、様々な事情により、1950年代中頃から1970年代中頃まで買い上げのない期間がありました。
本展では、大学に収められることのなかった作家たちの学生時代の作品を中心に、若かりし頃の自画像とその後の作品を並べて展示いたします。まだ何者でもなかったあの作家の、不安と希望に満ちた青春の一枚をじっくりとご堪能ください。
>> チラシ(PDF)
会期 | 2023年11月1日(水)~12月24日(日) |
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会場 | 堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館(http://aizumikan.com) 〒160-0005東京都新宿区愛住町2-5 東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅2番出口徒歩3分/都営新宿線「曙橋」駅A1出口徒歩8分 ※駐車場はございません。 |
休館日 | 月曜日?火曜日 |
開館時間 | 11:00-17:00 (入館は16:30まで) |
入場料 | 一般600円/大学?高校生400円(学生証提示) ※団体(10名以上)100円割引 ※中学生以下、東京藝術大学教職員及び学生は無料 |
主催 | 東京藝術大学 |
問い合わせ先 | ?TEL 03-6709-8895 |