11月17日(金)から12月6日(日)まで、芸大美術館ミュージアムショップにて「第10回 藝大アートプラザ大賞展」(作品テーマ「光」)を開催しています。
同展は、学生の制作活動の成果を広く社会に発信するため2006年度から実施している学内アートコンペで、厳正な審査を経た入選作品を展示、販売しており、今回は総勢32名(39点)の作品が会場を飾っています。
24日(火)に行われた授賞式では、学長賞(藝大アートプラザ大賞)、藝大アートプラザ優秀賞、藝大アートプラザ奨励賞を受賞した学生が列席し、宮田亮平学長と木津文哉藝大アートプラザ所長から賞状と目録が手渡されました。
宮田学長からの挨拶では「皆さんの作品はとても良かったです。学生ですから勉強のため、挑戦のための制作というのが第一ですが、できあがった作品には命が宿るわけです。宿った命を継続して育てていってくれる、愛でてくれるファンの方がいてくれることはとても嬉しいことです。それはまだ若い皆さんも、プロになった僕らも変わらないことです。」とエールが送られました。
今回、学長賞(大賞)を受賞したのは大学院美術研究科修士課程版画専攻に在籍する龐 夢雅さんの作品「晴れている日」。
今回学長賞(大賞)を受賞した龐 夢雅(ほう むが)さんは、
「今回大賞を受賞でき、いままでお世話になった方々に良い報告ができる事を大変嬉しく思います。私にとって受賞は初めての体験となります。
光がテーマということで、自然を描きました。そして鳥が好きで作品にたびたび登場させています。今回は意識的にいつもの作品と異なる強めの色合いに仕上げました。
今回の大賞を励みに、今後も制作に励みたいと思います。有り難う御座いました。」
とコメントしました。